アクセス制限の考え方

掲示板の管理の基本は、アクセス制限です。 アクセス制限とは、掲示板を利用する人に対して何らかのルールを設けて利用してもらうことをいいます。 このアクセス制限が上手にできる管理者ほど、荒らしに対しての対応能力や情報処理能力が高いことになります。 では、まずアクセス制限のレベルについて説明します。

■すべての利用者に対して制限なし
本当はこれが一番理想です。 利用する側も管理する側も一番楽なのですが、故意でなくても掲示板に書き込みを失敗する人(二重書き込みなど)もいますし、 削除なども全て手動で行わなければならないので、現実運用では結果的に大変になります。 また、荒らしに荒された場合、ノーガードのため何をされるのかわからないといった不安があります。

■すべての利用者に対して掲示板の書き込みを一部制限
今のインターネット上に稼動している掲示板のほとんどはこれに該当しています。 この一部制限とは、利用者がミスによって書き込み失敗をさせない仕組みから、荒らしの攻撃防御までになります。 一部制限を行うためには、掲示板を作成しているPerl言語やPHP言語を使えば実現できます。

■荒らしに対して掲示板の書き込みを禁止
特定の人に対してのみ掲示板の書き込みを禁止しようとするものです。 たとえば、荒らしそのものに対して一切の書き込みを禁止する場合と、 荒らし攻撃依頼をする掲示板から直接リンクで自分の掲示板にアクセスしてきた人に対して禁止する場合があります。 荒らしかどうかの判断は「ハンドル名」や「IPアドレス」、「ホスト名」、「Cookie」があります。 いつも特定のハンドル名の人物に攻撃をされている場合には、そのハンドル名に対しての書き込みを一切禁止する方法があります。 また、IPアドレス(例:202.202.202.202)やホスト名(ppp01.abcdenet.ne.jp)などによる制限をします。 これらの制限にを行うためには、Perl言語やPHP言語で特定のハンドル名を登録しておいて書込み禁止にします。 IPアドレスやホスト名もプログラムで情報を取得して禁止する方法があります。 特定サイトからの直接リンク訪問者を制限するためには、Perl言語で1つ前のURL情報を取得して制限する方法と、 .htaccessファイルで1つ前のURL情報を取得して制限する方法があります。 Cookieを使う場合は、攻撃した場合にプログラムでCookieにブラックリストの記憶をさせておきます。 次回書き込み時に、Cookieを読むことにより、ブラックリストかどうかが判断できますので、アクセスを制限できるとという仕組みです。

■荒らしに対して掲示板の読み書きを禁止
掲示板そのものにアクセスさせないためには、IPアドレスやホスト名を利用して制限をかけます。 これを実現するためには、PerlやPHP言語で制限する方法と.htaccessファイルによる制限方法があります。

■すべての利用者に対して掲示板の利用を停止
こうならないために対策を行うのですが、どうしても運営できない場合は一時的に利用を停止する場合もあります。 掲示板そのものを削除してしまうか、掲示板の記事を保存するファイルを書き込み禁止にする方法があります。 管理者としてはここまで来る前に、対策をしたいものです。

■すべての利用者に対してサイト全体の利用を停止
精神的にも疲れていることでしょう。 荒らしの最終目標がこのレベルに該当します。 このレベルに至った経緯をもう一度よく考え、この経験を上手に次に生かすようにしましょう。 楽しむために行っていたことが、苦痛になっては意味がありません。 これは勉強になったと割り切って、次は良いサイトを別に作るか、掲示板のないサイトを目指しましょう。 まとめとして、アクセス制限を行うためにはIPアドレスとホスト名、URLの知識が少しあり、 プログラムで少しだけ掲示板のプログラムを改造でき、.htaccessファイルを作成できれば実現できます。

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